重い厚い黒い雲をようやく払い、
光を受けたの。
1日1日が本当に長くて、
「生きた心地がしない・・・」
ふいに、思わず、口からこぼれることもあったわ。
追い討ちをかけるように降る雨が、酷く冷たくもあり。
何が一番の敵かといえば、それは、
あたしの弱さ。
ココ一番てとこで、何よりも大きくあたしの前に
立ちはだかり、あたしを飲み込もうとする。
起こる出来事は、実は大したことじゃない。
あたしの弱さが、大したことないことを、
とてつもない大波のように映し出すの。
ふと、視線を落とした先に、勇壮にそびえる富士の写真。
ああ、あたしが今向かっていかなければ行けないのはこれだ。
やっと気が付いたの。
富士の如く微動だにしにない強い自分を作れ
哲人の言を思い出し、腹が決まったの。
まだまだあたしは揺れていた。
飲まれちゃいけないわ。
矢を射るような強い強い念力で、
光を掴んだの。
忘れてはいけないの。
あたしの敵は、あたしの心。
もっと自分の為に生きてもいいんだよ。
そう言われて、あたしを追い詰めていた事に
気が付いたわ。
もっともっとあたしはあたしに優しくしよう。
そうでなくちゃ、人に優しくなんてできないものね。
あたしは、今、深く幸せで、とっても柔らかい心なの。
こんなふうに生きられたらいいわね。
ごきげんよう。
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