
悶絶の日々の中、束の間の休息。
京の都へ王子と旅行。
エクシブ八瀬離宮。
特別な場所で、いつもと変わらない時間を過ごす。
王子様の大好きな、ケーキとワインの夜。
贅沢な時間に、心はほぐれました。
三千院を散策して、下鴨神社をてくてくと。
緑多い幸せな時間。
あたしは触りたかったの。
心を知りたかった。
強くそう思っていたわ。
あたしは多くを語らずにいたし、
求められなければ、あたしはあたしのことを
話そうとは思っていないの。
あたしを知って欲しいなどという願いはないのよ。
ただ、それを求められたらいくらでも話すのだけどね。
誤解するならすればいいと、そう思っていたの。
投げやりなのではなく、求められていないと思っていたから。
でも、気持ちは伝わるのね。
触りたかった心に、少し触れたの。
そしてそれが、あたしの求めていた心であったことが
本当に嬉しかったの。
嬉しいの。あたしは、こんなに幸せになったんだなって。
ここまで来るのはとっても重い扉の連続で、
もう後ろは振り向きたくもない、重くて暗い道だったわね。
望んでしたことじゃないから、苦労したなんて言いたくはないの。
そんな顔をして生きていたくはないの。
すこやかに、おだやかに、しなやかに
優しい言葉を紡いだ、この本がとても好き。
みんなちがって、みんないい。
柔らかく温かい、みすゞの世界が大好き。
たった今のあたしは、そんな気分。
この気持ちがずっと続くように、丁寧に時間を重ねて行きたいわ。
ごきげんよう。
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